加藤優に手錠がかけられ、護送車で送られる・・・
今でもまだ新鮮に視られますが、この場面を視ると自然に勝手に涙が溢れて来て零れ落ちます。
悲しいシーンというか、辛いシーンというか、切ないシーンというか・・・。
校舎内で、警察官に手錠をかけられ、護送車で警察署に護送される。
加藤優という劇中の生徒は、母親思いの優しい心を持った生徒です。
劇中で描かれている加藤優が取っ行動は、決して正しくない行動でしょう・・・。
しかし、こうでもしない限り、大人たちのそれまでの曲がったやり方、言動は変わらなかったのではなかろうか・・・。
悪党の古巣の先生達に謝らせ、大人達に色んな事を気付かせた。そんな、取り替えの利かない様な正義感なんて、今時見当たるのでしょうか?
加藤優の母親役だった女優さんは、脇役を演じる事に徹した役者人生だった模様で、しかし、もぅ今は亡くなられているらしいです。
追い出された不良生徒である加藤優が古巣で英雄的になる。
今で言うパワハラな事だらけをやってきた悪党な先生達を説き伏せる。その光景は、ある種、清々しいです。そんな金八先生の名場面です。