警察犬育成ドキュメント その険しい道程の断片

事件解決の糸口となる場面を窺い知ると、しばしば登場するのが警察犬でしょう。

行方不明者捜査、空港等での麻薬探知、犯人の行方をひたむきに追う姿・・・と、その活躍を多々見聞きするものですが、その育成の場面を知る人というのはごく僅かな人しか知り得ていないはずです。

匂いの布切れを嗅ぎ当てて訓練士に渡す練習風景など、見覚えがある気もしますが見応えがあるものです。

警察犬というと、優秀なシェパード犬というイメージが強いのですが、何と！一般家庭の飼い犬でも警察犬の候補となりえるのですね。知らなかったです。
一般の飼い犬？嘘でしょ？と思いましたが・・・。それが警察犬でいいのだろうか？という素朴な疑問が先に立ちましたから・・・。

それにしても、訓練士に慣らすのがまず一苦労でしょう。
そして、一つ一つ、様々な訓練を乗り越えていく・・・。遥かな道のりかと・・・。

嗅覚が人間の1億倍！？ってどういう世界なんだろう・・・と、単純な驚きでは言い表せません。

犬それぞれの個性に合わせて細かに訓練の仕方を繊細に変えていく、忍耐力がなせる技ですね。

そんな警察犬育成の断片に迫ります。